
お知らせ・ブログ
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高岡幼稚園で歯ブラシを学んだ子どもたち。家庭では“虫歯になりやすいおやつ”に要注意!
どうも、院長です。
梅雨が始まり、蒸し暑い日が続きますね。
私たちも水分補給を意識しながら、元気に診療しています。
さて、先日は高岡幼稚園の歯科検診&歯磨き指導に伺いました。
実はこの高岡幼稚園、私の母園でもあります。
私が在園していたころから父が園医を務めており、代替わりの今は私がその役目を引き継いでいます。
母園で子どもたちの歯の健康を見守ることができるのは、本当にありがたく、感慨深いものです。
今回は、ふれあい保育園の先生たちと一緒に、園児の皆さんに歯磨きの方法や虫歯になりにくいおやつの選び方をお話しました。
みんな元気いっぱいで、私たちの声がマイク越しでもかき消されそうなほどの盛り上がり!
とても楽しく、貴重な時間となりました。
▲ ホワイトボードを使って、園児の前で歯磨きとおやつの話をする様子
🍬 チョコ・キャラメル・ハイチュウ…“くっつくお菓子”は要注意!
今回の指導で特に力を入れて伝えたのが、「虫歯になりやすいおやつの特徴」です。
実は、甘いお菓子の中でも、とくに“口の中に長く残る”ものは要注意なんです。
具体的には、こんなお菓子たち:
- チョコレート
- キャラメル
- ハイチュウ・フルーツソフトキャンディ
- 飴・グミ・ヌガー
これらは歯のすき間や溝にベタッとくっつきやすく、
お口の中で虫歯菌が糖をずっと栄養にできてしまうため、虫歯のリスクがとても高くなります。
🍘 虫歯になりにくい食べ方のコツ
甘いものを全否定する必要はありません。
大切なのは「何を食べるか」だけでなく「どう食べるか」。
虫歯になりにくい工夫:
- ダラダラ食べず、時間を決めて食べる
- 食後はお水やお茶で口をすすぐ
- 歯に残りにくいおやつ(せんべい、チーズ、ナッツなど)を取り入れる
- ジュースやスポーツドリンクは控えめに(飲むなら一気に)
🪥 歯ブラシ選びでこんなに違う!サイズの大切さ
歯みがきを習慣にするには、その子の成長段階に合った歯ブラシを選ぶことが大切です。
今回は園児たちにも実物を見せながら、サイズ比較をしました。
▲ 側面から見た歯ブラシサイズの違い(左から1〜6歳用・7〜12歳用・大人用)
▲ 正面から見た歯ブラシヘッドの幅比較(左から1〜6歳用・7〜12歳用・大人用)
👶 1〜6歳用: 小さなヘッドで安全性重視、柔らかめの毛が◎
🧒 7〜12歳用: 乳歯・永久歯の混在期に対応したやや大きめ設計
🧑 大人用: 奥まで届く長めのヘッドと力を逃す構造
歯ブラシは“見た目よりサイズと質”が大切。
年齢に応じたブラシ選びが、歯磨き嫌いを防ぐ近道です。
🏡 歯育ては園と家庭の二人三脚で
園での指導はスタートライン。
日々の仕上げ磨きや声かけが、ご家庭での「歯育て」を支えます。
「食べたら磨く」「イヤでも一緒に笑って磨く」——
小さな習慣が、将来の大きな自信につながります。
お子さんの歯や歯みがきに関する悩みがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。
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