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子どものスポーツ用マウスガードについて:成長期だからこそ大切にしたい“守る装置”
どうも院長です。
毎年のことですが、夏が終わると一気に冬の気温になりますね。日本の四季はどこに行ってしまったんでしょうか。
今日は、小学生の女の子にスポーツ用マウスガード(マウスピース)を提供しました。
彼女は先日、京都で開催された Japan Jiu Jitsu Cup で見事優勝!
女の子で格闘技に挑み、さらに継続して結果を出していることに、心から拍手を送りたいと思います。
先生はいつでも応援しています。
子どものマウスガード製作で大切な視点
子ども(特に小学生以下)のスポーツ用マウスガードは、
成長期の変化に合わせた特別な配慮が必要です。
- 生え替わりの時期を予測すること
- 顎や歯列の成長方向を考慮すること
- 永久歯の萌出スペースを確保すること
- 競技中に外れない保持力を持たせること
- 矯正治療との関係を見極めること
まずは石膏模型をもとに、現在の咬合や歯列の特徴を確認します。
咬合接触やアーチ形態を細かく把握することが、正確なマウスガード製作の第一歩です。


完成したマウスガードは、競技中の衝撃を吸収しながらも呼吸や発音を妨げず、
“つけていないかのような着用感”を目指して設計します。


成長を見据えた“違和感ゼロ”の設計
装着時の違和感は子どもの競技中の集中力を大きく左右します。
呼吸・発音・咬合すべてにおいて“違和感ゼロ”を追求することが、
安全でパフォーマンスを最大化できるマウスガードづくりの要です。
一人ひとりの成長段階を見極め、
できるだけ長持ちし、快適に使える設計を行うことを心がけています。
スポーツ外傷を防ぐために
成長期に受けた外傷は、大人になってからの後遺症につながることがあります。
そのため、スポーツ外傷予防の一環としてのマウスガード活用は非常に重要です。
私たちは、子どもたちが安全に競技を楽しめるよう、
保護者・指導者・歯科が連携してサポートしています。
生涯にわたる健康的なスポーツライフを育むために。
一人ひとりに最適なマウスガードを提供していきます。
それではまた!
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